2016年09月20日 (火)
お口の中を育てる
こんにちは。
先日、小児の食育セミナーというものに参加してきました。
その中の一部に、「お口の中を育てるのにはどうしたらいいか?」という話題が取り上げられました。
よく挙げられるもので『硬いものを食べる』、『よく噛んで食べる』などがあるかと思います。
今回のセミナーでは硬いものを食べてお口の中を発育させるというより
お口の中の機能、
『前歯を使ってかみ切る』
『奥歯ですりつぶす』
『舌で奥歯にあるものを回す(餅つきのような用途)』
この3つを十分に発揮させるというのが重要だと学びました。
特に1つ目の前歯をつかって噛み切るというのは
一口の量を覚える量的感覚を養えたり、
口の周りの筋肉(口輪筋)を鍛えることや、
次への咀嚼に繋がる歯根膜感覚の習得なども覚えることができるそうです。
小さくちぎって食べるというのは上品な動作に見えますが、
お口の中の機能を発達させるには、思い切って前歯で噛みちぎって食べることも重要なこと
だと学びました。
歯だけじゃなく、お口の中全体もしっかり学べるように
これからも勉強していきたいなと思いました。
中島